GINZA CLEF » きれいのヒント集 » スキンケア » 光老化に負けない夏!
その12:クレール2009年Vol.14掲載
さあ、いよいよ紫外線の季節がやってきました! |
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医学的に見た「老化の原因」は、成長ホルモンの減少と環境(湿度や紫外線)によるダメージが二大柱。このうち、紫外線による「光老化」は、心がけ次第で大幅に防げる、若返りのキーポイントであると、村西先生はおっしゃいます。
「きれいなお肌は、体質より努力。特に紫外線対策は、頑張った分だけ結果が出ます。なるべく若いうちから、紫外線カットの習慣をつけることが大切ですね」
実際に、日照時間が少なく湿度の高い雪国の人は、昔から肌が美しいことで知られています。まさにこれは「紫外線を防ぎ、しっかり保湿」という、美肌の法則そのものと言えるでしょう。
紫外線は、見た目に悪影響を与えるばかりでなく、体の内部にも異変を起こします。
「よく、日焼けするとガンになりやすいって言いますよね。迷信だと思っている方、けっこういますけど本当です。特に、日焼けして真っ赤になる方は、ガンになりやすいので要注意です」
聞いただけでも恐ろしいお話!下の図では、さらに詳しく紫外線による健康への悪影響について説明しています。
前項でふれた、日焼け後の肌の色変化。これは先天的なメラニン量の差が起こすもので、どちらの肌タイプにもメリットとデメリットがあります。(下表参照)
「共通して言えるのは、一年を通じて紫外線防止を行うこと。もしも赤くなってしまったら、冷やして炎症を鎮め、しっかり保湿してダメージを回復すること」
ちなみに村西先生によると、紫外線防止にいちばん効果的な方法は、日焼け止めを塗ることだそう。さらに、帽子や日傘を併用すれば、効果は倍増。陽射しがピークに達する初夏以降は、二重三重のガードでお出かけするよう、気をつけましょう。
紫外線以外にも、冷房や汗で不調になりやすい夏の肌。きちんとケアしても荒れがおさまらない時には、早めに皮膚科を受診して、専門家の診断をあおぐことが重要。
「例えば、この時期は額や眉間に肌色のブツブツができる汗管腫(かんかんしゅ)で来院される方が多いんですが、化粧品かぶれと間違いやすいんです。でも、全く違うものなので、素人判断は禁物です」
そうおっしゃる村西先生のお肌は、真っ白でシワひとつないタマゴ肌。徹底的な紫外線ブロックと適正なお手入れで、お肌は確実にキレイになるというお手本です。ぜひ、皆さんもこの夏は「光老化」に負けないよう、この記事を参考にエイジングケアに励んでください。
普段「お肌にいい」と思い込んでいる自己流スキンケア。実は皮膚科医の目から見ると、お肌を荒らす原因になっているものも多いそう。今回は、特に多い「間違い事例」を取り上げ、村西先生にご指導していただきました。
洗浄力が弱いとメイクが残留し、結果的に肌を荒らす原因に。しっかり落ちるクレンジングで完璧にメイクを除去し、そのクレンジング料を洗顔料で落としきる、ダブル洗顔がいちばん肌にはやさしいのです。
肌のうるおいを保つには50%程度で充分。家の中がカビない程度に調整してください。
就寝中に分泌された皮脂や、前夜の化粧品は酸化物質(汚れ)になります。水だけではくすみの原因になりますので、必ず洗顔料を使って汚れを落としましょう。
脱水状態は健康に良くありませんが、胃から吸収した水分が、角質のうるおいに影響することはありませんので、適量を摂取してください。
皮膚をこすると角質が剥離して、シワの原因になります。洗顔は手の平で、やさしく行いましょう。ティッシュで拭いたり、垢すりなども肌を痛める行為です。
激しく皮膚を叩いたり、クリームをゴシゴシ擦りこむと、毛細血管が拡張して赤ら顔の原因になることも。どちらも美容効果は全くありませんので、やめましょう。
肉も脂も人体には不可欠な栄養素。それらが欠けると、栄養バランスが狂って、かえって肌が荒れてしまいます。きちんとバランス良く食べましょう。
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